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appendiculatusの種
豆ですね。 そして発芽。 本で見た形ですねぇ。 面白い形です。 natans THENKASI産の子株 in 31アイスのカップ。 こいつはホントに水中葉を全く出さないので、 種から発芽したものも、多くて数枚くらいしか水中葉は出さないんじゃないかと勝手に推測。 つまりディスタキウスと似たような感じだろうと。 少なくとも浮き葉主体なのは間違いないです。 出てくる浮き葉を切っても切っても水中葉は出ません。うちの環境が特殊なのでしょうか? 以下考察 THENKASI産の個体は、国内に出回っている既存のナタンスとは明らかに別種のように思えてなりません。 ではTHENKASI産の個体は何なのか。 インドに分布しているものは、ぱっと調べると crispus、undulatus、natans、satarensis、appendiculatus、lakhonensis、bruggenii がありますが、 crispusとundulatus、appendiculatusは除いて良いでしょう。 そしてnatansも除くと、 satarensisかlakhonensis、bruggeniiという事になります。 lakhonensisは水中葉があるっぽいので、除外します。 satarensisは画像が見当たらないので検証出来ません(誰かドイツ語の通訳さんをください。出来れば日本語堪能な)。 bruggeniiはネット上で何だか小型で丸葉っぽい写真が見れますが、 これは何だかTHENKASI産の入荷直後、あるいは調子がいまいちな時の葉に見えなくもないです。 つまり、bruggeniiである可能性が? しかし、僕としてはそちらの可能性は何となく低いように思えます。 発想の転換をしましょう。 むしろどちらかと言うと、THENKASI産の方が純粋なナタンスなのではないかと。 本に載っている写真と比べて、浮き葉の形状や花の印象(ぱっと見の、あくまでも外観)などから、 そんな憶測は出来ます(誰か翻訳を……)。 そうすると、では今度は既存のナタンスが何者になるのかという問題が。 ナタンスではない別種なのか。あくまで種内での差異に収まるものなのか。あるいはファームなどで維持している段階で、クリスプスとかが混ざって交雑しているとか。 既存のものが偽物(言い方が悪いですが)だとしても、カプロニーやロンギプルムロススの例があるのでおかしくはないです。 アポノゲトンに関してはファームも趣味家も適当ですからね。 この前もウンデュラタスの名前でクリスプスが来てましたし。ま、真剣に考える価値は無いのでしょう。安いですし。需要低いですし。適当にしてりゃ育ちますし。 この前のkodagu産のアポノゲトンは、よく出回っている既存のナタンスに似た水中葉を付けます。浮き葉も花もまだ見ていませんが、見れば何か分かるかもしれません。もしこれが仮にlakhonensisであるなら、そして、浮き葉や花がよく見慣れたものと瓜二つであったら、既存のナタンスはこれと同種であると言えるかもしれません。 つまり独断と偏見を大いに活用した個人的整理をすると。 THENKASI産=natans kodagu産=lakhonensis 見慣れたナタンス=lakhonensis こんな風だったら面白いのにな、と思うのです。
by adamaki98
| 2011-09-07 19:57
| ・アポノゲトン
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